おはようございます。
アメージング職人のヤスオです。
初めてご覧になる方は、
“アメージング職人”ってなんなの?
と、疑問に思われるかもしれません。
正しくは、
『アメージングなヘアを作る職人』
な訳です。
決して、頭にお菓子乗っけたり、
笑っちゃうようなヘンテコな頭を
作っているわけではありません。
ちゃんと、生活できるレベルで
ヘアデザインとして成り立っているけど、
目を見張るような、『わ!』ってなるような
そんなデザインを作り続けている職人です。
さて、本題に入りますが、
長年カラーリングの講師を務めていますので、
私の元にも、届きました。
あれが。
そうです。来年2月にデビューする、
噂のアレです。
なので、それを使って、
アメージングいたします。
満を持して、あのミルボンという巨大結社が
動き出しました。
今まで、王道の市場(マチュア世代)で
戦ってきたあのミルボンさんが、
まさかの展開。
ハイトーンを長年扱ってきた僕にとって
『僥倖』
以外なにものでもありません。
そもそもね。
どんなカラー剤かというと、、、
元来、日本のカラー剤は、
ざっくりというと、『ブラウン』が
染料の中に含まれているんですね。
というのも、日本人の髪の毛は、
黒髪な訳で。
そこから、明るくしていくと、
ブラウンになっていき、ある段階で、
金髪になってくるわけでして。
カラーリングを楽しまれる方の、
大半が、この『ブラウン領域』
に収まります。
そうなってくると、
色持ち、ツヤ感、深み等々を
考えると、ブラウンが入っている方が、
都合が良いわけです。
なので、どのメーカーも、
多少、入れざるをえない。
そのような背景がありました。
ですが!
最近の日本のブームとして、
やれ、『外国人風』だとか、
『グレージュ』『ブルージュ』
と言ったような、
ブラウンの持つ、
『深み』『赤み』
を毛嫌う傾向が高まってきた。
そこで、今年カラー剤として
大ブームとなった『スロウ』が
出てきたわけです。
そりゃもう、濃紺なベース。
綺麗にブラウンや赤みを消し去る
カラー剤。
打ち出しの取り組みも上手で、
瞬く間に広がっていきました。
というか、むしろ、
『一人歩きしていた』と
言ったら言い過ぎですが、
美容師でない一般のお客様から、
『スロウで染めてください』
なんてフレーズが出るくらい。
それくらい剤が知名度を上げること
今までなかったですからね。
(イルミナも、しかり。)
そのような背景があったからなのか、
どーかは僕にはわかりませんが、
天下のミルボンさん、
ついに作り上げたのが、
この『アディクシー』な訳です。
パンフのサブタイトルも
“ブラウンまでもかき消して、
もっと自由に、思いのままに”
とある。
ブラウン消すそうです。
こいつはヤベイです。
しかも、
新しい処方を採用していて、
色持ちも、上の2つよりも
格段上がっているようで、、
期待できますね。
と、まぁ、前置きスペシャルになげいですが、
使ってみました。
(実際には、毛束実験しまくった後ですが)
ワタクシ、アメージング職人ですので、
ブラウンを消すとかそういうのは、
グレージュ得意とかおっしゃってる
美容師さんたちにお任せして、
『ハイトーンデザイン』に使用いたします。
モデルはもちろん、
数々のアメージングしてきた、
ゆっきんです。
こちらの方ね。
まずは、ブレイクザベース。
根元をブリーチングです。
17.5レベルまで上げ、
その後、全体の残ティントを
軽く除去し、ベースを合わせます。
よーく、アルカリを中和し、
いよいよ、アディクシーを投入。
仕上がりが、こちら
このような仕上がりです。
ベースに使ったのが、シルバーの5番。
見事なシルバーです。
んで、驚くべきは、、、
このブルーと、バイオレット、
マニキュアでも、塩基性系でもありません。
全て、アディクシー。
アルカリカラーです。
こんなにクリアに発色。
これはやばい。
革命です。
狼煙です。
恐るべき時代になりました。
そもそも、グレーやシルバーが
いとも簡単にできてしまう。
そして、
アルカリの寒色がこんなにも
クリアに発色。
デザインの幅がぐんっと広がります。
そして、あの気持ち悪い、
中途半端な黄味のある髪が
消え去ります。
2月に全国発売。
これは新しい時代の幕開けになるかも。
全国の美容師さん。
即、調べてください。
薬剤調合でブイブイ言わせてた時代は
終わります。
全国の皆様。
お楽しみに。
あなたの街でも、素敵なカラーが
できることになるでしょう。
だから、それまで、自分で染めたりして
ダメージで試せないなんてことに
なりませんように。
最後に、ユッキン。
愛してます。
さて、
今日もアメージングしてきます。
YSO
講習・ワークショップなどのご依頼は、
日常的に愚痴ってます。
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