カラーリング

カラーチェンジあるある問題。濃いグリーンをシルバーにチェンジする方法

 

これね。よくあるよね。

『思い切った色のせてみたい!』

って、オーダー入ってガッツリとカラーオン。

 

その後2〜3ヶ月経ち、今度は、、、

『全体をグレーっぽくしたいの♡』

ってね。

 

今回はそんなカラーチェンジのお話。

 

 

さて、これはまたこの記事を見ている人の立場によって、考えることが違ってくるかと思います。

お客様の視点

染めてから随分経ったし、色も薄くなっているから大丈夫でしょ!

 

っと、こう考える人が多いでしょう。

 

では、美容師から見ると、、、

美容師の視点

薄くはなってるけど、まだまだ色素残ってんなぁ、、
そもそもマニキュアかな?塩基性かな?(新規来店の場合)
マニキュアならブリーチするとさらにでてきちゃうなぁミドリ、、
塩基性ならクリア剤でどこまで薄くできるんだろ、、

 

っとまぁ、こう考えるわけです。

先ほどのお客様の視点から考えると、
『普通っぽく戻すわけだし、一回で簡単にできちゃうでしょ。』

ということで、オーダーは普通にシングルタッチのみ。

でも、美容師視点から考えると、
『一度色味をキャンセルして、、』

ということで、最低2回の何かしらのアクションを想定します。

 

そう。始まりからすれ違い。

 

ハイトーンカラーをする場合、いかに次回に基づいたカウンセリングが大切なのかが垣間見える瞬間ですね。

 

で、実際にはこちらのお客様はご新規様ではなく、このグリーンのバイカラーは僕がやっているので、薬剤は何を使ったのかわかっているケースです。

前回の時は3ヶ月前。ヘアマニキュアを使ってカラーリングしました。

 

しかも、持続力を考えて、一手間加えて。

ですので、通常よりも残っている状態で再来店でした。

 

あ、ここで一つ大事なこと。

 YSOの豆知識!
※通常ヘアマニキュアは3週間〜4週間の色もちと言われていますが、濃い色を使った場合、表面上は見えませんが、内部的には残っているので注意が必要です。一般家庭でセルフでやってしまうと放置時間や、塗布ムラなどの問題により、次回以降しばらくの間、要望通りにヘアカラーが楽しめなくなるケースが多発しています。その部分を加味してホームカラーをお楽しみください。

ということです。

 

話戻しまして、、

ここからは、美容師さん向けっぽくなっちゃうんですが😓

 

状況を整理します。

 

・3ヶ月前にブリーチオンカラーオンマニキュアで、濃いグリーンのバイカラーに。
・褪色していてもグリーンをしっかり感じるほど残っている。
・オーダーはグレーからシルバーのグラデーションに。

 

という案件です。

 

さて、あなたならどうしますか?

 

 

 

使いますか?ブリーチ。

それとも脱染剤?

 

ね。

一度色味をキャンセルしたいと考えますよね。

 

 

ですがね。もっと考えなくてはいけないこと。

それは、『仕上がりのトーン』に他ならないわけです。

 

シルバーったって、どんなシルバーなのか。

そこんとこ考えてからのジャッジメントです。

 

そうしないと、むやみにブリーチを使おうが脱染剤を使おうが、ダメージは必ず背負うものですから、次回、次次回と提案できる幅がさらに少なくなっていってしまいます。

 

そういう配慮が我々プロにない限り、日本人の髪色に自由な時代がやってくることはないでしょう。

また、黒髮ブームとかきちゃいますよ?

黒が悪いとは言わないけど、似合う人限られますもん。
あれはノーメークでも勝負できる人ができるやつですよ。

ただの黒でおしゃれに見せるのには、数多の努力が必要です(主にファッション)。

それでは美容師としてできることが減ってしまう。
また、他業種に、、

なんて壮大のテーマに発展しそうなので、ここでストップ。

話戻します。

で、今回のジャッジは、、

 

シングルタッチ。ワンメイクです。

 

 

ちなみに、毛先以外の根元から中間部分は前回よりも明度あげてます。

だって、オーダーが『グラデーションに』ってことだったから。

 

余すことなくレシピエントをいうと、

使用薬剤はミルボンのアディクシーのみ。

 

優秀ですね。

 

根元 サファイア5:ブルー=5:1 4.5%
中間 サファイア7:グレーパール9:ブルー=3:2:1 4.5%
毛先 グレーパール7:アメジスト9:シルバー9=5:2:1 3%

で、アタックしました。

 

 

 

こういったケースではテクニックがモノを言います。

特にジョイントを考えたらね。

 

元来ならば、毛先から塗布したいところですが、全体のベースアップを考えると、

中間→根元→放置

までいったら、一度流すか、ジョイント部分のみ拭き取って

ジョイント部をオーバーラップさせて毛先

という方法で塗布をした方が無難でしょう。

 

 

そうそれば、目的別に考えられますし、グラデーションの抜け感を表現しやすいはずです。

 

 

ってまぁ、小難しいこと並べましたが、一見シンプルなカラーデザインにも、このような苦悩と戦いながら、美容師はお客様の『似合う』を提案しているのですね。

 

特に、ハイトーンと呼ばれる15レベル以上を扱う場合。

 

それでも、お客様から『ありがとう!』って一言がもらえるだけで、

 

本当に、天にも昇る気持ちになれちゃうんです笑。

 

 

『またお願いします!』って素敵な言葉を聞きたくて、

考えるだけで頭がパンクしちゃいそうな薬剤知識を覚え、日々、実験を繰り返しちゃうんです。

 

それがプロ。

 

プロフェッショナルであるために、日々たゆまぬ努力をしていきたいものですね。

 

ゆうさん今回もご協力ありがとうございました♡

また素敵なデザインをセッションしましょうね!

 

 

さて、少々赤裸々に書き込みましたが、
少しでも、みなさんのお役に立てたらと思います。

 

今日も張り切ってプロってきます。

 

YSO

 

 



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