こんにちは。
埼玉県熊谷市の美容院
電髪倶楽部ストリートのヤスオです。
早速。今日は、、
そそ。そゆこと。
当店でも、ものすごく人気のあるデザイン。
インナーカラーね。
以前に比べて、年齢層の幅広がって来ているし、その分デザインも多種多様。
そんな中、我々美容師は、その多種多様なオーダーに対応できなくてはなりません。
ちょうど、好例があったので、シェアしときます。
温かみのあるピンク
こちらは、塩基性カラーのロコルのピーチベースで施術。
あ、ちなみにベースカラーはなるべく無彩色に寄せるように。
ミルボンのアディクシー、グレーパール3をベースにアメジスト5を配合。
(因みにアンダーは14レベル)
温かみのあるピンクといえども、茶色い髪とピンクは相性良くないです。
茶色い髪=ブラウン=濁ったオレンジ
ですから。
ちょっと意味がわからないかもですが、
ベースカラーの黄色さがピンクを引っ張ってしまって、なんとなく汚く見えてしまうんです。
だから、ちゃんとその辺は処理しましょう。
(ちゃんと担当美容師さんにお伝えください)
そ。コレが温かみのあるピンクのインナーカラーね。
続きまして、、
涼しげなピンク
こちらは根元の方が青みを感じるヴァイオレット、そして毛先に向かって青みのあるピンクに。
配合はめんどいので割愛します。てへ。
ちょっと話飛ぶけど、こちらのかわい子ちゃん。
ワケあって、9年ぶりくらいにご来店してくれました泣
あいも変わらず、可愛いお顔立ち、、、
僕が作品撮りしていた頃のモデルちゃんだったんですね。
なんとも懐かしい気持ちになりました。
なおちゃん愛してます。
話逸れすぎましたので、軌道修正。
涼しげなピンクを作る場合、温かみのあるピンクより明るくブリーチする必要があります。
なぜなら、、、
黄色を完全に消す必要があるからね。
元々の地毛の黄色が強いレベルの明るさでは出ないんです。
せっかくなので、比べてみましょう。
ね。並べると、一目瞭然よね。
そもそもね、、、
ピンクってのは、『赤』なんですよね。
赤の彩度(鮮やかさ)を弱めて、明度(明るさ)をあげたものがピンク。
今回の場合、言い換えれば、
『オレンジ味のある赤』と『紫味のある赤』
で『温かみ』『涼しげ』を表現しているのですね。
もちろん、微細な調整が必要になります。
でも、美容師として、同じピンクといえども、
その方の『気分』『趣味嗜好』まで、汲み取って表現してあげたいもの。
ですので、僕はカウンセリング時だけでなく、
普段の会話の中にもヒントを探るべくアンテナ貼ってます。
いや、そもそも、、、
作り分けできないとそんな発想すらないかもですが。
しかも。あくまで、今回触れたのは、色相(色味)だけの話。
インナーカラーとひとえに言っても、入れる幅・位置によって表情なんてガラリと変わっちゃう。
だから、奥深いんですね。面白いんですね。
その人の個性がちゃんと出せるように。
『オーラ』って目に見えないけど、ヘアカラーってそう言った内面を表すような気がします。
なんて楽しい仕事なんでしょ。
僕はカラーリスト(ヘアカラー専門)ではないけど、そのような想いで、日々研究を繰り返しています。
何度も何度も、何回も何回も実験・実証を繰り返し、積み上げて来ました。
だから、ここ埼玉の端っこ熊谷でも、カラー料金を5万円に設定したし、講習活動も何年も続けてこれたんだと。
自分で覚えた技術や知識は裏切りません。
このことは明白。
なので、コレをお読みの美容師さん。
もっともっと磨きましょう。一緒に頑張りましょう。
素敵な笑顔と景色を作るんです。
僕らにできる事をしましょう。
そんな風に頑張りたいって方のために、少しでも役に立てばと、オンラインサロンを立ち上げた訳です。
定員で埋まってしまいましたが、、、、
漏れてしまった人、キャンセル待ちな人。少々お待ちください。
近日嬉しいご報告ができると思います。
さて、今日もいい仕事してまいります!
では。

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