こんばんは。
埼玉県熊谷市の美容院
電髪倶楽部ストリートのヤスオです。
突然ですが。
僕、『アメージング職人』じゃないですか。結構前から。
でもね。他にも異名があるんです。って話しますね。
どうですか?かっこいいでしょ?
トラブルシューターヤスオ。
あ、今だに『ワイエスオーさん』とか言われることあるので、ここで正しますが、YSOって『ヤスオ』って読みます。
以後お見知り置きを。
話戻して、この美容の世界には(というかカラー技術においては)トラブル状態になった髪をお直しする仕事がもちろんあるんですね。
そのことを、『トラブルシューティング』と呼んでいます。
実は、僕。そんなトラブルシューティングが得意だったりします。
実際、トラブル状態ってどんなの?
って、思われる方もいらっしゃるでしょうから、一例を。
こんな感じ、、。
なんとなくじゃなくて、はっきりとわかると思います。明るさや色のバラツキ、そして、、、
なんか横に入っている黒々としたライン、、、。(もちろんダメージも)
このような状態の髪を綺麗にしていくことを俗に『トラブルシューティング』と言います。
元来は、セルフカラーやってたりすると、3回目以降このようになったりするケースが多いのですが、ちゃんと美容室でカラーを行なっていても、場合によってはこのようなケースに陥ることもしばしば。(あったらいかんことだけどねっ!)
何も知らなければ、「え?ブリーチしちゃえばいいんじゃない?」
なんて、思っちゃうかもですが、何も考えずにやると、
よりひどくなります。
例え下手で申し訳ないですが、『絡んでしまった糸を解していくような作業』が(または考え方)が必要になるんです。
でないと、何度でも蘇ってきます。
まるでゾンビのように。
だからこそ、お直しする必要があるんです。根本的に。
んで、今回の最終ゴール(オーダー)は、このような色。
うん、難しいね難しい。
かなり手こずるのは間違いないです。
下手すりゃ切れちゃうし。髪。
まぁ何が難しいかといえば、、
この番号が振ってあるどこから対処していけば良いのか?
って問題。
そして、現状のダメージがいかほどか?
目標に色にたどり着くにはどれくらいの明るさが必要か?
ブリーチも何種類かに分ける必要があるし(じゃないと切れます)
通常のカラーと違って、ブリーチの反応は恐ろしく早いので、塗り始めた部分と塗り終わりの部分でただでさえ差が生じるのに、、、
ってね。
このような状態でサロンに訪れると、大半が『暗く落ち着かせようね!』
って提案されてしまうでしょう。
だって、美容師だって怖いもん。
もし切れちゃたりなんかしたらとかさ、思っちゃうもん。
でもね、それじゃなんの解決にもならない。一時的に落ち着いても、いずれカラーが色落ちしてきたら、また同じ状態が蘇ってくるし。
そのために『トラブルシューター』がいるのですよ。僕の経験上、どこのサロンにも一人はそういったことが得意な人がいると思います。(色々講習回ってると、得意そうな人がいる)
でもね、ちょっとこれはなかなかのケースです。
だって、、、毛先もう既にに切れている。
で、さっきの番号振っていた画像、
これね。
僕が主宰するオンラインサロンの勉強材料にってことで、メンバーの方々にレクチャーするために番号振ったのですが、どこからブリーチしていくのかによって、仕上がりは全く違うものになります。
これはブログなので、作業工程説明しませんが、ざっと載っけますね。
ブリーチ後の状態
先ほどのラインのようなムラはここで、消し去りました。
この状態を作るのには、テクニックももちろん、理論が絶対的に必要です。
で、仕上がりがこちら
つーことです。
薬剤の進化だけに頼っていても、このような結果は生み出せません。
だから美容師は常に勉強しているんですね。
僕もまだまだ勉強中ですけどね^^;
ということで、いかがでしたか?
お困りの方いらっしゃいましたら、ぜひ一度ご連絡を。
もしかしたら、救えるかもしれません。
では。

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