こんにちは。
飛んでる埼玉県民です。
と言うか、もうほとんどグンマー帝国の傘下なのですけどね。我が熊谷自治区は。
今年も最高気温だすぞ!って、市民全員で意気込んでいます嘘です。
さて、今回のお題は。。。
こんなタイトルでお送りしたいと思います。
この2つの写真、同じ女性です。
正確に言うと、紫の方が、12月初旬にデザインしたもの。
ピンクの方が2月中旬にデザインしたもの。
約2ヶ月経って、カラーチェンジしに来てくれました。
(それほど、ブログ更新が滞っていると言うことですw)
せっかくなので、そんな内容を簡素に書きたいと思います。
まず、12月の時のスタイルを。
全体がバイオレットにブルーのヘムカラーをあしらったデザイン。
色のつなぎ目の部分はソフトに繋がるようにデザインしています。
動かすと、、
このように毛先に目がいくデザインですね。
んで、ここから。
2ヶ月後のデザイン
同じく、毛先に目がいくヘムカラー。
少し伸びて外ハネセットがしっくりくる長さがに。
今回は、ピンクベージュ×ピンクの組み合わせ。
そしたら、まさかのお召しのニットと同じような色だったと言う一幕があったのはご想像の通りです。
さて、ここまで。何事もないように書いてきましたが。
問題はここです。
このようなハイトーンでもカラーチェンジは可能なの?
そこです。
簡単に言えば、『よゆーで可能』です。
ある一定の条件さえ守れば。
ある一定の条件とは?
すごく簡単なことかもですが、改めて書いておきます。
1.マニキュアを使用しない
このようなカラーにヘアマニキュアを使用してしまうと、チェンジしづらくなります。
なので、思いっきりチェンジする可能性があるなら塩基性カラーの方が向いていると言えます。
2.原色のまま使用しない
いくら塩基性と言えども、日本製(カラーバターやロコルなども)HC染料と言うものも含まれていることが多いので、原色(原液?)のまま使用するとカラーチェンジが難しくなります。
一見、表面上薄くなっているとは言え、この後(今回)載せる色に少なからずの影響が出ることは当然です。
僕は、基本濃い色を表現するにしても必ずと言っていいほど、クリア剤とミックスしています。
ここ大事。
3.ホームケアを大切にする
このようなスーパーハイトーンを繰り返していくのならば、いや!そうじゃなくても、当たり前のことですが、ホームケアが命です。
ハイブリーチ毛用のシャンプーなんて、もちろん薬局には置いてありません。
(なので、『強いて言うなら薬局のシャンプーどれが良い?』とか聞かないで)
特にペール系のカラーをご所望の方の場合、ここ疎かにすると命取りです。
三日で落ちます。
4.下処理をする
ここもほんと大事で、薄い色を乗せるとなると、浅く染まって終わったとかよく聞きます。
なので、前回書きましたが、ベース処理をしてあげると良いでしょう。
(色によってはしない方が良い場合もあるので気をつけましょう)
以上4点のルールを守れば、あとは綺麗にブリーチリタッチができるかどうかだけです。
、、、、そこが難しいんだけどね(^^;;
その辺は美容師さんのブリーチに対する考え方をよ〜く調べてからサロンに行くと良いでしょう。
ちょっと前に書いた、まこっさんの『ガラパゴスブリーチ』の件でアンチ的な美容師さんもいたようですが、それはそれ。
色々な考えがあって然るべきなので、あくまで、僕は!(僕らは?)って話です。
ただ、アンチ的な意見を言うのなら、せめて文章はよく読んでから言いましょう。
僕たちが言っているのは、『継続ができるブリーチワーク』に対してです。
『傷んでしまったから切ろう!』これは最終手段です。
我々、美容師が、先の最終手段しかできなかったから、日本人の髪の自由度が奪われてきたと言う事実を見過ごさない方がよろしいかと。
最終手段の前に、色々な手段を用意すること。
仕事(技)に対して向き合うと言うのはそんな地道なことなんじゃないでしょうか。
新しい剤を使いこなすと言うことだけが美容師の勉強じゃないはずです。
いつだって、我々の手の先にはお客様の髪があることを忘れずに。
お互い頑張ってゆきましょうね。

この記事へのコメントはありません。