皆様こんばんは。
埼玉県熊谷市の美容院
電髪倶楽部ストリートのヤスオです。
お休み中に体のメンテナンスしたつもりが、
朝になって、『寝違えていたっ』と言う。。
無意味な戦いをしているあのヤスオです。
さて、
リフレッシュ記念に、、、。
今回は、
美容院では珍しい、
メンズ比率50%を誇る
電髪倶楽部の得意技。
『メンズカット』
を、
一部始終レポートしたいと思います。
題して、
YSO流『小顔』メンズカットの巻
とでも言っときましょうか。
さぁ、始めます。
今回の生け贄はこちらの方。
かなり長いお付き合いのヤスノ君。
うーむ、、、
ビフォアの状態。
なーんとなく、見て取れると思いますが、
不必要なボリュームが、彼のかっこよさを
損なわせてしまっています。
その不必要なボリュームは
どこかと申しますと、、
こちらがそれ。
俗に言う、『ハチ』と呼ばれる部分。
この部分は日本人の場合、
もともと骨格が張り出していて、
なおかつ、
男性の場合、この部分の髪が、
トップ周辺に比べて、太く、
『立ち上がりが強い』
ことが多いんです。
そのことを踏まえて、
今回は長さをほぼ変えずに、
『カタチ』を整えることをします。
カット開始!まずはここ
襟足付近のブロックですね。
赤線のように膨らんでいることが、
わかります。
『長さを変えない』という条件が、
ありますので、ここはひとつ。
『レザー』を使ってレイヤーを入れます。
イメージとしては赤線のように。
さらにそれを、
このように放射状にスライスをとり、
全て矢印のように引き上げてカット。
それが終わったら、
このような『生えグセ』を、
根元から丁寧に梳きます。
そうすると、、、
このように。
下手な膨らみがとれたのがわかります。
続きまして、ミドルブロック
先ほど切ったブロックの上に
ミドルブロックを落とすと、、
このように余分な膨らみが、、。
レイヤーを入れたので、上の毛が被っている
状態なんですね。
ここのブロックは、
このように、スライスを横に。
先ほどのブロックの一番上をガイドに
少しずつ角度を持ち上げて切ってゆきます。
その後、
すきバサミで赤線のように、
間引きます。
この部分が、『毛束感』を作ってくれるので、
とっても大切です。
お次は、トップ。
先ほどのミドルをガイドに、
頭のカタチ通りに引き出し、
レイヤーを入れなおします。
赤線の部分ですね。
これをガイドに、放射状にフロントまで。
顔まわりの髪はあまり切らないように
少しずつ後ろに引きます。
んで、
フロントは、
フロントに引き返し、
レイヤーを。
これで、滑らかにつなぎます。
最後に、ツーブロックの内側を
6ミリから8ミリのグラデーションに。
完了です!!
カット後はこうなる!
わかります?
比べてみましょう。
が、
こうなるわけです。
問題であった、『ハチ』の部分を
除去するだけで、相当な効果が。
カットって、大事ですね。
んで、
その後パーマをかけまして、
このようになりました。
まずはバックから。
サイド。
フロント。
んーイケメン。
こうでなくっちゃ。
せっかくなので、変化の軌跡を。
非常にお似合いなのではないでしょうか。
ヤスノ君。
ご協力ありがとうござんした。
今後とも、
よろしゅうお願いします☆
いかがでしたでしょうか。
包み隠さずのレポート。
美容師の卵ちゃんたちの
参考になれたら幸いです。
今後もご希望があらば、
卵ちゃん向けのワークショップ
開くつもりです。
是非ご一報を。
YSO

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