カラーリング

ピンクグラデーションカラーって言っても、ピンクってさ、色々あるんだよね!って話

 

おはモーニン。

 

埼玉のしがない美容師です。

 

12月の忙しさにほだされて、、、更新サボった、、
情けなし。我、情けなし。

 

大事!継続大事!

見てくれている希少生物の皆さん。愛しています。

 

 

さて、今回のタイトル。

 

って事。

 

これまた、美容師あるあるですが、よくこういうオーダーありませんか?

 

『アッシュにしてください』

とか、

『ピンクにしてください』

 

とかね。

 

 

ここ、非常に僕は気になるんですが、皆さんはどうですか?

 

だって、『アッシュ』って、、、『灰』ですよね?

グレーであってますよね。

だけど、そのお客様は、ベージュを指している、、。

 

 

これね。

メーカー各社、色々なアッシュを出していますが、
厳密にいうと、全部色味違う。

もっというと、単一メーカーでも、
アッシュだけで6個7個『〇〇アッシュ』って銘打って出てる始末。

だから『アッシュにしてください』ってフレーズ聞いたら、

『どんなアッシュですか?』

と確認を取るのが絶対的に必要になるんです。

 

それは、アッシュだけではなく、もちろんピンクも。

 

先日そんなお客様が来て頂きました。

群馬は沼田から初のご来店

 

そう。ほとんどグンマー帝国のここ熊谷。

とはいえ、沼田からともなると、結構な距離。あざす!

 

インスタやブログを見ていてくれたそうで、ご来店に繋がりました。

 

んで、オーダーが、、、

 

『グラデーションでピンクにしてください』

 

との事。

 

最初にカウンセリングしてくれたスタッフに、

『んで、どんなピンク?』

と、確認したら、

『へ?』

と、、、、

 

いやいやいやいや!

どんなピンクかわからんままブリーチなぞ出来るかいっ!

 

ってなりますよね。

 

例に出したら、、、、

 

この毛先もピンク。

 

 

この発色鮮やかなのもピンク。

 

 

この少しダルな感じもピンク。

 

 

そう。ピンクって言っても色々あるんですね。

もっというと、ブラウンベースのピンクもあるし、

色相が少しずれたサーモンピンクとかもあるし。

 

 

要は、

 

ご本人が好きな色を細かく把握できてからじゃないと作業に入れないし、値段も出せない。

 

って事じゃないですか。

 

せっかく数多くある美容室の中から選んでいただいている。

そのことの重みを感じて真摯に仕事せねばならない。

 

そう思うのです。

 

という事で、再度、ご本人に確認。

 

 

『柔らかい感じで♡』

『絵の具の白を混ぜたような』

 

という情報をいただきました。

 

お任せください。

つーことで、仕上がりです。

 

 

このように仕上がりました。

 

ビフォアを撮っていないので、あれですが、、、

 

ブリーチありきのピンクです。もちろん。

 

綺麗なグラデーションのつながりを作るために、あるテクニックを用いてブリーチ。

 

普通に塗布でコレは作れまい。ハハハハ。

 

 

わかります?ブラウンのところからのつながり。

 

コレがシームレス。継ぎ目なし!ってことです。

 

ベースのお色も、ピンクベースのブラウン。
極力、ブラウン味を排除。それも大切ね。

 

 

 

全体ピンクだけども、明るさの差をつけて(徐々に)あげることで、ちょっと落ち着いて見えるので、コレまさに

『大人カワイイ』認定。

ですね。

 

ちなみに、グラデーションの入り加減の角度は、なるべくカットベースに合わせることをお勧めします。

なぜなら、、、

 

カタチあっての色

だからです。

僕は、カラーリストじゃないから、こういう考え。

カラーリストの方なら、どう思うんだろ、、。

 

 

とまぁ、、

 

 

 

 

今回のオーダーのピンクグラデーションはこのように仕上げました。

 

気に入っていただけたようで、ホッとしました笑

 

こちらの方、2週間後にブラジルへ旅立ってしまうそうで、、
(ブラジル出立前にだからの今回のデザインだったのです)

お気をつけて行ってらっしゃいませね。

帰って来たら、またおいでください!

 

 

いやぁ、楽しいセッションでした。

 

年末は、というかいつもだけど、ブリーチまみれの毎日。

1日の半分以上ブリーチ触ってますww

 

ついにカラー比率も平均90%を越し、そのうち実に70%がブリーチ、、

皆様がブログやインスタで『いいね』してくれるからこその結果だと感じております。

ありがたや。

いや、ちゃんと。

いつもありがとう。

 

 

感謝でしかないです。

 

この感謝の気持ちを僕は技術で返していきたい。

 

前にも書きましたが、僕は最高の接客は『技術』だと思っています。

 

少々、無口で申し訳ないですが、この思いがあるから。

 

今年最後に、最高のデザインを提供します!

 

是非とも、ちょっと、予約取りづらいかもですがお越しくださいね。

 

では今日も頑張ってまいります。

 

 

 

埼玉県熊谷市の美容室 電髪倶楽部
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