ほい!こんにちは。
埼玉です。
あ、簡略しすぎました。
埼玉の北部、熊谷市で美容師をやっているものです。
まず、最初に。
先日、ハイトーンカラー技術特化型オンラインサロン
ACWSM
をオープンさせていただきまして、募集をかけたところ、、、
わずか1日(正確にいうと15時間)で、、、
満員御礼となりました!
正直驚いている次第です。
こんなにも、需要あるんだ、、、と。
なにぶん、僕自身も初めての試みなので、サポートの関係上少数の定員と設定しましたが、募集を締め切った後、様々なSNSから、
『再募集かけてください』
とか、
『キャンセル待ちしています』
などと、嬉しいコメントをたくさんいただいて鼻血出ました。
いいですか?こちとら、埼玉のど田舎の美容師ですよ?
本当にびっくりしています。
ただ、まぁ、、、
全国的にみても、平均カラー比率90%越えで、しかもそのうちの6〜7割がブリーチワークをってスタイリストなかなかいないそうで、、、
そういった事も鑑みると、それ相当のことなのかなぁと冷静に思ったり、、。
ずいぶん昔、僕がカラー講師を始めた頃。
一番弟子のアキモトと講習帰りの飛行機の中で、
『技術に真摯に向き合っておこう』
『いつか、本物の時代が来るはず』
と語っていたことを思い出しました。
その後長い年月が過ぎ、マーケティング優勢な時期もあったり、紙面を飾るのはいつも同じ人であったり。
地方でコンテストも出ず業界紙に載れるとしたら、大概が経営方法の話。
正直めっちゃ悔しかった。
今でも、そういうミーハーな業界紙がキライです。笑
全国にはすんばらしい技術を持った美容師さんがうじゃうじゃいるのに。。。
ただ、現在はSNSの発展のおかげでクローズアップされやすくなりました。
そこには、、編集者の意図がない情報が載っている。
こういうのって大切です。
僕、政治的なことあんまわからないので笑
だから、地方で頑張っている同志よ!共に頑張ろう!
っていつも思っています。
少なくとも、僕は、この街の景色を変えたい。
いい意味で『熊谷っぽいよね。』って言われるまでになりたい。
そうやって、各地方の美容師さんが奮い立つからこそ、
『文化』が生まれるんだと思うんです。
、
、
、
ちょっと話が熱くなりすぎたので、本題に移りますね(^_^;)
テンション迷子のまま、、
閑話休題
そそ。これこれ。
この話でした。
ずいぶん前のエントリーに書きました、
この方ね。
そこにも書いてあるけど、僕のところに来るまで、ずいぶんと長い間白髪染めを繰り返していたそうで、、、
大変だわ。それは。。。
白髪染めの怖い理由
それは、美容室でやるのとご家庭でやるのでも大きな違いがあるのですが、
簡単にいうと、、、、
抜けづらい!
という事。なんなら、普通のカラー剤で明るくなんて出来ない。
根元(新生部)だけ明るくなって、あとは真っ黒のまんま。
そんな現象が起こります。
だから、ブリーチや、色落とし剤を必ず使用する必要がある。
そして、、、
それらを用いて明るくする場合、ほとんどが、、、
真っ赤か!
になります。
(剤によっては真緑も、、怖)
だから、非常に難しいんです。ご希望に沿うのが。
じゃ、どーすんのさ!!
って事なんですが、、、
上手に付き合う事。
コレに尽きるわけです。
初っ端から、なんとかして黒染めを抜き切ろう!
なんて事しちゃうと、髪が髪でなくなります。ええ。亡くなります。
ですから、僕の場合。
ちゃんとご本人様と相談し、3〜5回に分けて、
徐々にご希望に色に調整していくようにしています。
だから第一回目は、
ここに着地。
ライトブリーチをし、今までの塗りムラを確認。
一部の毛先が深紅な感じだったので、それを和らげ、なおかつ抜けたところはその部分いあった色味をチョイス。
んで、2ヶ月後、、2回目。
褪色する際に不要な黒染め成分を少しばかり一緒に運んでくれるので、
1回目の時に比べて、リフトが可能です。
なので、ここに着地。
この明るさであれば、褪色後のことを考えて、ラベンダー強めに。
(そうするとベージュに上がってきます)
んで、今回が3回目。
まずは、ビフォアを。
わかる人にはわかるかもですが、
黒染め跡がうっすらと確認できますね。
そう。この妙なオレンジっぽいの。
この子が黒染め成分の残り。
当初のお約束で、
『3回僕に預けてください!』
とカウンセリング時にしていたので、今回がXデイ。
やります。
オーダーは、
『寒色系でブルーを』
と言うことでしたので、、、
やります。
まずは、ラストのブリーチ。
18レベルまでリフト。
そして、、、
仕上がりがこちら。
ブルーと言っても、ビビットなブルーじゃなくて、スモーキーに。
かなりのおしゃれさんなので、カットラインもこだわります。
ショートウルフスタイルですね。
所々に折り紙カット入れましたてへ。
ちなみに、使用薬剤は、アディクシーを使用。
優秀。
白髪染めを跡形もなく消し去りました。わーい。
と言うことで、昨年の8月からのチャレンジが完成しました。
白髪染めの救済方法。
要はね、
ちゃんとプランニングして信じて通ってもらうこと!
コレに尽きます。
コレをお読みの一般消費者の方々。
あなたの担当さんを信じて預けてみてください。
そして、美容師の皆様。
ちゃんとプランニングしましょう。
それでしか、救えません。
いつしか、白髪染めがドラックストアから消え去りますように。
では、今日も張り切って参ります。

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