こんにちは。
やんごとなき状況に身を置き粉骨砕身頑張っているヤスオです。
お陰様で、ブログ更新がままならなくて、、随分と溜まってしまっています。
なので、少々遅れがちですが、ご容赦ください。
で、今回の内容。
【フレームカラー】について
です。
文章で書くより見たほうが早いですね。
こちら。
そう。まんまですが、『縁取り』です。
色はもちろん、カットでも『デザイン』とつけば『意味』があります。
意味っていうより、『意図』の方が良いかな。
簡単に言えば『何かを狙っている』わけです。
カットの切り口、なぜ、そこにしたのか?なぜそのラインなのか?
っていうの。
そういうものがあったりするわけで、、、
天才肌の方は、まさにそういったものを肌でわかっていて、言葉にするのが難しいだけで、無意識に理解している人が、『センスが良い』とされているようです。
日本語で良く言う、『センス』=『感性』という風にとって良いと思いますが、『感』という言葉が非常に曖昧模糊でこれ自体を言葉で説明しうることが難しく、『考えるな!感じろ!』みたいな名言も生まれるわけですな。
『人は、感情で動く』
まさにその通りで、何かのカンファレンスで誰かがおっしゃっていたのですが、結局人は感情で行動を決定するそうです。
面白いことに、行動を決定した後(それをするぞ!と頭の中で決めた後)、後付けで理由を探すんだとか。
だから、何かを欲しいとなんとなく思って、なんとなく『感』で決め、その後、あーだこーだ理由付けする。
それを一瞬でしているから、本人は意識していない。
『直感を信じろ!』なんて言いますが、だいたいの人は、直感通りに行動をチョイスしているという事。
すんごい話が逸れたようで実はそれてはいないのですが、僕らがやっている『ヘアデザイン』という仕事。
この、『感』に対して、徹底的に向かい合う仕事です。
『なんとなく』をとにかく細分化し、掘り下げ、文章化し、定義付け、形に落とし込み、色をつけ、そしてバランスをとる。
『〇〇感』の一言で言い表せる事を、たくさんの情報からチョイスし、たくさんの方法から組み立てるって事。それらの工夫した全体を『〇〇感』に見させるって事です。
そうなってくると、1ミリのズレや、ちょっとの色ブレが命取りになるんです。
こんな話すると、『そこまでわかんないよ〜』とか、『細かすぎだよ』とか『そーゆーお前は完璧か?』とか言われますが、僕からすると、『プロが目を背けるなよ!』です。
そりゃ僕だってまだまだですし、全てを知っているわけじゃありません。まだまだ途中過程です。
でも、デザインってそういう事じゃないですか。
それでお金いただいているわけです。
だから、正直、面倒だけど、プロとしてデザインをして行くならば、頭の片隅にでも良いから常においておかないとダメ。
いや、言い換えれば、『天才じゃなくても勤勉であればデザイン力は上がります!』って事。
これが『意匠』です。デザインです。
僕はそういった考えでこの美容をいう仕事をしています。
という事で、『フレームカラー』の話ね。
カットラインを『ここで切ってありますよ』という風に目立たせるカラーデザインです。
特にこのようなハイトーンにおいては大変効果的かと。
だって、お肌の色に近いくらい明るいので、馴染んでしまうので。
そうすると、このようなマッシュレイヤーにもメリハリが生まれ独特の鈍さが除去されます。
久々に書いたクセして結構暑っ苦しい内容になってすんません。
ちなみにベースのカラーは『ROYD』をつかいました。
ぜひ、ご参考になれば!
それでは、今日も元気にお仕事してまいります!

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