こんにちは。
埼玉県熊谷市の美容室
電髪倶楽部ストリートのヤスオです。
梅雨が重い。なかなか晴れ間がやってこないですね。
気温的には過ごしやすくてありがたいのですが、洗濯物がねぇ、、
お風呂も、すぐにカビるんるんしちゃうから、
毎日スコッチブライトブラシでシャコシャコやっている系美容師です。
さて。
最近何かと、話題の『バレイヤージュ』というワード。
当社でも、絶賛人気なカラーデザインとなっているわけでして、、、
ここいらで、改めてどんなデザインなのかをザックリとご説明したいなと思いまして、こんなタイトルをつけてみました。
そう。
混同しちゃうよね。
『バレイヤージュ』と『ハイライト』
一般的に、下の画像で言う所の
左側が『ハイライト』。右側が『バレイヤージュ』。
そんな風な認識になったようです。一般的には。
でもね、、、
混同しちゃって当然なんです。
だって、、、
どっちもハイライトだからさあ!
簡単に言えばこうです。
『バレイヤージュ』も『ハイライト』の仲間であり、種類であり、一部である。
だから、ハイライトってオーダーすると、大概の美容師さんは、『どんな感じ?』と質問返しする事になります。
左側のスタイル。
一般的にハイライトと呼ばれる方ね。
こちらは基本的に『ホイルワーク』とも呼ばれていて、ホイルまたはペーパー状のもので、薬剤を塗布した部分を挟んで、明るさ(ハイライト)をデザインすると言うもの。
もちろんそこからさらにまた細かく?分類されて、ホイルの中身をどんな取り方をするかによって呼び方が変わったり、、、
(ウィービング・スライシング・チャンクなど)
大概の特徴として、任意の部分を拾ってホイルで挟むと言う性質上、すごくセニング(梳く事)されてしまっている髪の毛に入れると、明るさはトップの方にたまってしまいがちになります。
→梳いてあればあるほど、ハイライトが入っているところも毛先に向かって少なくなるから。
もちろん、工夫すれば、なんぼでもデザインできるのは、ここでは置いておきます。
では、バレイヤージュは?
と言う事なんですけど、この文章の流れから、何となく察しがついた方もいるのではないでしょうか。
ここで言う、ハイライトに比べ、毛先に明るさが溜まってくるデザイン。
逆を言えば、トップに暗さを残すデザイン。
となる訳です。
巻いてあるとちょっとわかりづらいと思うので、巻く前の画像がこちら。
ね。毛先に向かって明るさが溜まっているのが、わかるでしょ?
やり方としては、ハイライトのように『線を拾う』のではなく、『線を描く』と言うのが、ベーシックになります。
(って言っても、デザインによってはホイルで包むことあるんですが^^;)
バックスタイルだとわかりやすいですね。
せっかくなので、比べてみましょう。


どうでしょう。言わんとしていることが伝わったでしょうか。
なので、これからサロンに行って、これらのようなデザインをオーダーする際、どちら寄りの仕上がりなのかを明確に伝えるために、
均一にラインを出したい
→ハイライト
グラデーションっぽい仕上がりにしたい
→バレイヤージュ
とお伝えすると、スムーズかと思います。
参考になれば幸いです。
さて、明日の粛々とデザインに挑んで参ります。
反響があれば、次は、『ナチュラルバレイ』と『ハイコントラストバレイ』の違いでも書こうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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