3連休の最終日の昼下がり。
マニックにこんにちは。
埼玉県熊谷市の美容室
電髪倶楽部ストリートのヤスオです。
世間様は、3連休最終日も半分を過ぎた頃ですから、ちょっと憂うつにもなりますよね。
でもね!夜はこれから!夏はこれから!
元気出していきましょう!
特に熊谷市は、これから来客数70万人以上の『うちわ祭り』、『花火大会』、『ラグビーW杯』が控えています。
今年の夏は長いぜ!
と言う暑苦しいご挨拶で始まりました。ちなみに僕は夏が嫌いです。
さて、本題。
このブログの数少ない熱い読者様のご要望にお応えして、書きます。
前回のブログの続き?のようなものですが、今回の内容は、
バレイヤージュのデザインについて、ざっくりと、非常にザックリとまとめたものとなっております。
おディスりしたい方は、ここでドロップアウトしてくださいませ。何卒。
まずは、『ナチュラル』から
ザックリなので、2種類に分けていますが、誰でもチャレンジしやすい、ナチュラルなバレイヤージュとはどんなものなのか説明いたします。
ちょっと簡単な図を作りました。
また、『ハイライト』と言う用語が出てきて、ごっちゃになりそうですが、要は、バレイヤージュの明るいところを指しています。
上の図のように、ベースカラーが、暗髪〜ダークブラウン領域であって、ハイライト部分が金まで行かないライトブラウンとか、クリアブラウン(金髪手前)くらいのデザインのことを指します。
例をあげます。
例えば、こんな感じ。
ナチュラルに明るい部分が見えますね。
こちらも、どナチュラル。
もちろん、アッシュベースのカラーが入っているので、色が落ちてくると、それなりに明るく見えます。
も一つ。
こちらは、オレンジブラウンベースのナチュラルバレイヤージュ。
と、こんな感じで、『オンブレヘア』と言われる、まさに太陽で日焼けした髪のような仕上がりになります。
ちなみに、ナチュラルと言えども、明るいものもあります。
先ほどの図解を用いると、
このように、ベースも明るく、ハイライトもベースよりも4レベル程度明るい範囲内ならば、それはナチュラルと言ってよいでしょう。
下の図のように、その範囲を出ると『コントラストがついている』と認識されると思います。
実際のコントラストバレイヤージュがこちら↓
ナチュラルバレイヤージュは基本的にペインティングによる施術が主となるので、従来のバレイヤージュ技法で対応可能であると言えます。
非常に自由度が高く、その分、リタッチなどには、注意が必要かもしれません。
(設計図なしで施術した場合、同じ箇所をつなげて明るくしづらかったりなんだり)
さて、ここまでは、ナチュラルバレイ〜コントラストバレイのお話。
ここからは、技術的にちょっと難しい、、、
『ハイコントラスト』バレイヤージュです。
コントラストよりもさらにコントラストの効いた、バレイヤージュ。
先ほどの図解を用いて説明すると、、
このようになります。
すごく乱暴に言うと、ベースカラーよりも9〜10レベルくらい明るくする必要があると言うことです。
何点か例として、、
インスタにも書きましたが、ハイライトの位置を少し下側中心にすると、ハイコントラストでも大人っぽいムードが出せます。
これぞど真ん中!って感じのハイコントラストバレイヤージュですね。
こちらは、暖色ベースのバレイヤージュ。柔らかな雰囲気が素敵だと思います。
そんで、作り方にもよりますが、、
一度綺麗にベースを作っておけば、こんなデザインも可能になります。
美容界のマイルド王子こと、ケースケさんにも褒められたデザインです。喜び。
と言う風に、バレイヤージュと言えども、様々なデザインが広がっていると言うこと。
今回例にしたのは、すべて僕が作った一例に過ぎないので、世の中にはもっともっとたくさんのデザインが存在しています。
まっこと楽しいですよね。
一度大阪で、一緒にセミナーやったエリちゃんのバレイヤージュなんて、すごく繊細だし、
しんびようで一緒に掲載された、先生方のデザインも独特で、美しい。
ただ一つ、共通して言えるのが、『日本人の髪質に合わせて考案したやり方である』と言うこと。
言い換えれば、たくさんの失敗を経てそこに辿り着いた技術というわけです。
少なくとも、僕はそう。
その時は、『これが最高!』と思っても、写真に残して、冷静に鑑みる。
『この仕上がりならば、もっと早くできないのか?』
『もっとダメージレスにはできないか?』
『色の移り変わりをもっと滑らかに!』
とか、、。
今日の成功を成功とせず、『失敗』と置き換え、『もっともっと』と磨いていく。
そう言った研鑽した技術が、いつの日か認められるようになるって言うことです。
僕もまだまだ、磨いていきます。
あー技術って、奥が深い。
と言うわけで、2回にわたるバレイヤージュ特集を終わりにしたいと思います。
また何か、要望があれば、ブログに書きますね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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